納車日を決める際に「友引の日でも大丈夫？」と不安に思う方は多いでしょう。友引は六曜のひとつで、納車を行うには良い日とされていますが、時間帯によっては注意が必要です。この記事では、「友引納車」を縁起良く迎えるための時間帯や、気をつけるポイント、さらに他の日と比べたメリットについて、車屋さんの視点からご紹介します。
当社でも使っている「納車に良い日カレンダー2024年～2025年度版カレンダー」はこちら。具体的な友引納車に良い日が解ります。
友引納車のベストタイムは？ 車屋さんが教える時間帯と注意点
「友引」とは？納車に選んでも大丈夫？
友引は、六曜（ろくよう）と呼ばれる吉凶を表す日のひとつで、「友を引き寄せる」という意味があり、祝いごとにも良い日とされています。
そのため、「大安」の次に縁起が良い日として、友引の日に納車を選ぶのが一般的になっています。
「友引」が悪い意味で使われるのはどんなとき？
昔の友引は「共引（ともびき）」と呼ばれ、「勝ち負けがつかない」「引き分け」といった良い意味がありました。しかし、時代が経つと、「友を引く」という表現が「凶事で友人を引き込む」という解釈も生まれ、葬儀や火葬を避ける日として扱われるようになりました。このため、現代では火葬場や葬祭場が友引の日に休業することが一般的です。
ただし、「友引」が悪い意味になるのは葬儀や火葬に関する場面に限られます。納車ではむしろ縁起の良い日とされ、多くの人が安心して友引の日を選んでいます。
ただし、友引には時間帯による吉凶があります。車を迎える際の縁起を大切にしたい方は、納車時間を考慮してスケジュールを決めると良いでしょう。
友引納車の「吉」な時間帯
友引の日には「吉」と「凶」の時間帯があるため、納車を迎えるにあたっては時間帯を考慮することが大切です。
◎ 吉の時間帯
- 午前中（7時〜11時）
- 午後（13時〜16時）
× 凶の時間帯
- 正午前後（11時〜13時）
◎ 夕方以降
- 16時〜18時も吉
特に、午前中（7時〜11時）や午後（13時〜16時）の時間帯が「吉」とされ、納車を行うのに最適な時間です。逆に、正午前後（11時〜13時）は「凶」とされているため、この時間帯での納車は避けるようにしましょう。
当社がお勧めしているベストタイム
当社がお勧めしている友引納車のベストな時間帯は
- 午前中なら「11時まで」
- 午後は「13時〜16時」
をおすすめしています。
理由1. 明るい時間帯での車体チェックがしやすい
午前中は自然光が十分にあり、車体の細かい傷や不具合が確認しやすくなります。納車後、すぐに外出する場合でも、傷を見落とすことなく、しっかりと確認できます。午後の時間帯も、13時〜16時の間は太陽が高く、車両全体をチェックしやすい環境です。
理由2. 納車説明がゆっくり受けられる
納車時には車両の機能や操作方法、保険の説明などを受ける時間があります。この時間帯は、混雑していないため、スタッフとしっかりと納車説明を受けることができ、急かされることなく不安なく新しい車を受け取れます。特に新車や機能が多い車の場合、じっくりと説明を受けることが大切です。
理由3. お昼休み（11時〜13時）は避けるべき
11時〜13時の時間帯は、昼休みに重なることが多く、担当スタッフが一時的に席を開け、忙しくなる時間帯です。お昼休み中は、対応が遅れたり、慌ただしくなったりする可能性があり、納車手続きを落ち着いて行うことが難しくなる場合があります。また、正午前後は「凶」の時間帯として避けられていますので、この時間帯に納車を予定するのは不安が残るため、避けるのが賢明です。
理由4. 16時以降は暗くなりやすい
16時以降は日が短くなり、車体の傷や不具合を確認しにくくなるため、納車時に見落としがあるかもしれません。また、納車後すぐに運転したい場合、明るい時間帯のほうが視界も良好で、安全に車を運転しやすくなります。
これらの理由から、午前中（7時〜11時）または午後（13時〜16時）の時間帯が、友引納車に最適な時間帯といえます。納車後に不安なく車を使い始めるためにも、この時間帯を選ぶことをお勧めします。
時間帯別まとめ
| 時間帯 | 吉凶 | 納車 |
|---|---|---|
| 7:00～11:00 | 大吉 | ◎午前中の納車は理想的 |
| 11:00～13:00 | 凶 | ×避けるべき時間帯 お昼休みの納車は避けよう |
| 13:00～16:00 | 大吉 | ◎午後の納車は安心 |
| 16:00～18:00 | 吉 | △夕方は暗くなりやすいので傷が見えにくい |
| 18:00～22:00 | 吉 | △夜間は避けた方が良い |
友引納車の時間帯を気にする方は、こちらを参考にしてより良い納車日を迎えてくださいね。
↓大安以外は、納車に良い時間帯・悪い時間帯があるので注意しましょう。
友引以外の納車に良い時間帯はこちら
▶check!! 【先勝】納車に良い時間帯を見る
▶check!! 【先負】納車に良い時間帯を見る
▶check!! 【赤口】納車に良い時間帯を見る
ここからは、
本当に納車日を六曜にこだわるべきなのか、
他に縁起をよくする方法はないのか、
車屋さんの経験をもとにお話ししていきますね。
納車日は「六曜」にこだわるべき？
納車日は、六曜にこだわった方がいいの？
納車日を決めるとき、「大安」や「友引」を選ぶ方は多いです。
縁起が気になる場合には、やはり少しでも吉日を選ぶと安心です。「六曜を気にしておけばよかった…」と後悔するより、吉日を選ぶ方が良いでしょう。
六曜を重視する理由としては、「交通事故を避けたい」「家族や周囲が気にしている」「毎日乗るので運気を上げたい」などが挙げられます。特に年配の方や、時間にゆとりのある方には、吉日に納車を希望するケースが多いです。
一方で、若い方や忙しい方は六曜にこだわらず、自分の都合で納車日を選ぶケースも増えています。最終的には、ご自身の気持ちやライフスタイルに合わせて、「安心して納車を迎えられる日」を選ぶのが一番です。
六曜にこだわらなくても大丈夫！納車日を縁起良くするコツ
六曜にこだわらない場合でも、納車日や登録日を縁起の良いタイミングにしたいと考える方は多いです。友引や大安にこだわらずとも、以下のポイントを意識することで、納車日を気持ち良く迎えることができます。
縁起の良い「希望ナンバー」を選ぶ
納車日が気になる場合、ナンバープレートにこだわるのも一つの方法です。縁起の良い「8」「3」「7」など、自分にとってラッキーナンバーや特別な数字を選ぶことで、納車日以外にも運気を意識したカーライフが始められます。希望ナンバーは事前予約が必要ですが、数字に特別な意味を持たせることで、六曜を気にせずとも「自分にとって特別な日」という意識が強まります。
「登録日」を吉日にして運気を高める
スケジュールの都合で納車日が調整しにくい場合は、車の「登録日」を吉日に設定することもおすすめです。「大安」「天赦日」「一粒万倍日」などの吉日に車を登録しておくと、その日が「運の良い始まり」となり、納車日が六曜の都合と合わない場合でも安心です。これなら、納車のタイミングに関係なく、縁起を意識したカーライフをスタートさせられます。
納車は「明るい時間帯」に！安心して確認できる時間を選ぶ
特に六曜にこだわらず、都合に合わせて納車日を自由に選びたい場合、納車を「できるだけ明るい時間帯」にすることをおすすめします。夕方以降は暗くなるため、車体や塗装の細かい傷や気になる部分が見えにくくなりますが、日中であれば確認もスムーズに行えます。また、ディーラーとその場で確認ができるため、納車後の不安も減らすことができ、安心感を持って新しいカーライフを始められます。
納車に良い日カレンダーは別ページに掲載中。納車日に縁起の良い日を選べない場合の対処法もページで詳しく解説しているので参考にしてください。
友引の日に納車するメリットと注意点
友引の日に納車するメリット
「友引」は、大安に次ぐ人気の吉日として、納車日におすすめされる日です。大安ほどの混雑がないため、納車手続きを落ち着いて進めやすく、特に初めて車を所有する方や、細かい説明を聞きたい場合に適しています。
納車の日には、担当者から車の機能や操作方法の説明を受けることも多いため、ゆっくり確認できる友引の日を選ぶことで、より安心して納車を迎えられるでしょう。また、友引には「友を引き寄せる」という意味もあり、縁起が良いとされています。自分だけでなく家族や友人と共有するカーライフの始まりにふさわしい日と言えるでしょう。
友引での納車時の注意点
友引は縁起の良い日とされる一方、特定の時間帯には注意が必要です。一般に友引の日は「正午が凶」とされ、11時から13時は避けたほうが良い時間帯とされています。そのため、納車の時間は「午前中なら11時まで」「午後なら13時以降」を目安にすると良いでしょう。
また、明るい時間帯に納車を行うことで、車体の傷や細かな部分の確認がしやすく、トラブルを未然に防ぐことができます。とくに新車の場合は、傷や汚れなどをその場で確認し、万が一の場合にはすぐ対応できる体制を整えておくのがベストです。
友引の日に納車をよりスムーズにするための準備ポイント
友引の日に納車を迎える場合、スムーズな準備を進めるためにいくつかの工夫をしておきましょう。例えば、下取り車がある場合、引き渡しに必要な書類を事前にまとめ、私物を取り出しておくことで、スムーズに引き渡しが進みます。
また、初めての車や装備が複雑な場合は、納車時に確認したいポイントをメモしておくと良いでしょう。些細なことでも、事前に確認しておくことで納車がさらにスムーズになります。
さらに、納車後すぐに車を駐車できるように、事前に駐車場を確保しておくことも大切です。また、自動車保険に加入しておくことを忘れずに、万が一の事故にも備えておきましょう。
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友引の日の納車は、しっかりと準備を整えることで、安全で快適なカーライフのスタートを切ることができます。
納車日に必要な準備や流れについて、詳しくは「納車日『当日』にすること・流れを解説★簡単チェックリスト付き!!」の記事も参考にしてください。
まとめ 友引納車のベストタイムは？ 車屋さんが教える時間帯と注意点
友引の日は納車に適した吉日とされ、大安の次に良い日です。車屋がおすすめする「友引納車」のベスト時間帯は、11時前の午前中や、午後1時から4時です。納車には明るい時間帯を選んで車体をしっかり確認し、縁起の良いタイミングで新しい車を迎えるのが理想的です。
納車日には縁起の良い友引を選び、じっくり説明を聞きながら愛車とスタートを切ってみてはいかがでしょうか？
