自動車保険 引受拒否「1等級」で更新できない場合の対処法と裏技

アロマと花 自動車保険・事故
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 自動車保険会社より引受拒否の連絡を受けて驚かれ不安になっている方、1等級で更新できない方の為に「対処方法」と「裏技」をご案内しています。

実際に引受拒否を受けた方の事例、引き受けてもらえた事例もあるので参考にしてください。

当社は、保険代理店・運輸局認証車検工場を営むオートディラーです。自動車損害保険募集人資格の他、傷害・火災・生命保険募集資格を持つ保険のエキスパートです。50年の経験をもとに実際に起こった事故トラブルの解決方法を解説しています。

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自動車保険 引受拒否「1等級」で更新できない場合の対処法と裏技

引受拒否の原因

自動車保険会社から引受拒否されるには、それ相応の原因があります。まず、自分の原因を見極めて、引き受けてもらうにはどう交渉したらよいのか、無理なら別の方法を探らねばなりません。

1.法令違反の事故を起こした

引受拒否で一番多いのが、飲酒運転やひき逃げなど悪質な事故をおこしてしまった場合です。次期継続は引き受けてくれません。(契約満了までの保険は効いています)

たとえ保険会社を変えても情報が共有されるので、どこも受けてもらえない可能性があります。

2.1年に何度も事故を起こした

1年間に何度も事故をおした人は「運転に何らかの問題がある人」と判断され、これからも事故を起こす可能性が高い理由から、継続時に「引受を拒否」されるケースが多いです。

事故の度合いにも寄りますが、事故数2~3カウントで「引受を拒否」の連絡を受けます。

3.1等級になってしまった

困った人

1等級になると、ほとんどの保険会社で「引受拒否」される場合が多いです。

自動車保険の仕組みは、等級制になっています。

初めは6等級からスタートし、無事故なら等級は20等級まで上り保険料も安くなります。

しかし、1度事故をおこすと3等級下がり保険料もぐんとUPしてしまいます。

3等級以下になってしまうと引受拒否の対象、ブラックリスト入りとなるわけです。

4.ノーカウント事故を繰り返す人

ロードサービス/無料レンタカー/ファミリーバイクなど、事故にカウントされないサービスを繰り返し使った場合、継続時の「引受を拒否」されることがあります。

5.保険料の未払い

保険料を3カ月未払いにすると引受を拒否され、その日から解除される場合があります。

自動車保険 引受拒否「1等級」でも更新できる★裏技ってないの?

人身傷害保険

自動車保険が1等級になると、ほとんどの保険会社で引受拒否されてしまいます。

事故時に、保険を使わなければ等級が下がらないので、引き受けは可能ですが、

◆対物金額が高額で自分で支払えない場合や
◆相手に重度の障害を負わせた場合

などは、どうしても保険を使わなければならず、1等級になってしまいます。

営業マンバツ

1等級になると、

◆今加入している保険会社から継続の引受拒否
◆他社でも引受拒否

となりますが、「無保険」で車に乗ることになりかねません。

それだけは、どうしても阻止したいもの。

では、1等級で引受拒否、更新できない場合、とうすれば自動車保険に加入することが出来るのでしょうか。なにか裏技はないのでしょうか。

お客様とのやり取りをQ&Aにまとめてみました。

車の登録ナンバーを変えれば、他の保険会社で新規加入できますか?

回答: いいえ、できません。

保険会社や共済では、「車体番号」に基づいて保険等級を共有して管理しています。そのため、登録ナンバーを変更しても事故歴や現在の等級がすぐに判明します。 事故歴を隠して新規加入するのは不可能で、保険会社が引き受けてくれないケースがほとんどです。

今の車を廃車にして新しい車を購入すれば、新規加入できますか?

回答: 一部条件によりますが、すぐには新規加入できません。

1等級の車を廃車にして保険を解約しても「1等級の保険履歴」が残ります。他社で事故を隠して偽って入って保険等級を共有しているのでできません。解約日から「13か月間」は1等級が引き継がれます。新しく購入した車は1級の保険に加入しなければなりません。「13カ月」を過ぎれば、新しい車は6等級新規で引き受けてくれます。ちなみに、同居のご家族が新しい車を購入しても1等級になってしまいます。同居の息子さんが免許を取って新しく車を購入したから保険に加入する際は1等級から入る事になるので注意が必要です。

2台目の新しい車を「増車」すれば、6等級で加入できますか?

回答: はい、可能です。

増車(2台目の車を追加で購入)する場合は、6等級から新規加入できます。これは正規の手続きとしてどの保険会社でも認められています。「増車」という形であれば、現在の等級に影響されずに新規契約が可能です。正しい方法なので安心してご利用ください。
詳しくは対処法4へ

車を「嫁の実家名義」にすれば、新規加入して乗れますか?

回答: 条件次第で可能ですが、リスクがあります。

奥さまの実家の方が乗られるのなら、奥さまの実家名義で6等級新規で保険加入はできます。しかし、その車にあなたが乗られても保険はおりないですよ。大きな事故がおきると調査が入りますから、あなたがその車のオーナーだったことは解ってしまいますからね。悪いことはできません。

自動車保険 引受拒否「1等級」で更新できない場合の対処法と裏技

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対処法1.保険会社と交渉してみる

どれも軽微な事故だった場合は保険会社と交渉する事で、1等級でも引き受けてくれる可能性があります。

あきらめずに、代理店または保険担当者に相談し、交渉してもらいましょう。

当社の交渉の成功例はこちら↓ タップで開く

対処法1と実例 保険会社と交渉 成功例

◆契約者Aさん 18歳 女性 
◆7等級
◆3度の物損事故

3つの事故は、どれも「人身事故」ではなく軽微な「物損事故」でした。

3回目の事故は、軽い自損事故だったので、事故連絡はしたものの保険は使いませんでした。ですから、実質2回保険しか使っていません。

軽微な2カウントの事故での引受け拒否は、当社のお客様の中で前例がなく私も驚きました。

Aさんの詳しい事故内容はこちら

1度目の事故➡保険を使った
 
対物事故 運転操作を誤り、他人の家のエアコンの外扇機を壊した。
保険使用・・外扇機修理代 20万円
自分の車は実費で修理

2度目の事故➡保険を使った
 
対物事故 バックしたら停車中の車にぶつけた
保険使用・・相手の車の修理代12万円
自分の車は実費で修理

3度目の事故➡保険は使わず、報告だけ
 
自損事故 自宅の石垣に車体をこすった
保険は使わず直していない

対処したこと

高校を卒業されて就職1年目の彼女。

慣れない運転と通勤で、1年に何度も事故を起こしてしまったようです。

Aさんは当分、仕事に自転車で通うと、運転の未熟さをかなり反省されていたので、代理店主の私は、保険会社Aに抗議をしてみる事にしました。

  • 抗議のポイント
    ・事故は2回とも、人身事故でなく軽微な「物損事故」だった事
    ・自分の車は、保険を使わず実費で直したこと
    ・3回目の事故は自宅の石垣での自損事故。保険は使ってない

などを、強調して抗議。

抗議の結果引受

抗議してから1週間後、無事「引受」できるお返事をいただきました

保険会社の引受けの決め手は、以下の通りです。

  • 引受の決め手
    ◆2回の事故が軽微だったこと。
    ◆3回目の事故が、保険を使ってないのに3回目の事故としてカウントされていた


似たようなケースの方がいましたら、保険会社に抗議/交渉してみてください。引き受けてくれる可能性があります。代理店も相談に乗ってくれるはずです。

対処法2.限定特約・免責を付ける

条件を付けることで、1等級でも自動車保険を引き受けてくれる可能性があります

  • 事故を起こした人が乗れないように限定特約を付ける
  • 対人対物の保障金額を下げる
  • 免責額を上げる

契約者が何度も事故を起こしたのでなく、貸した人が事故を起こした。

1度目と、2度目の事故の運転者が異なる場合などは、条件付きで引受けてもらえる可能性があります。

ただし、大きな賠償事故、飲酒運転など過失が大きい事故だった場合、拒否されてしまうことがあります。

対処法3.共済保険に入る

JAなど、一部の共済では、1等級や事故ありでも引き受けてくれる場合があります。

飲酒運転で自動車保険会社から更新を拒否、JA共済に加入できた当社のお客様の事例をお読みください。

↓タップで開く

共済保険に加入 成功例

◆契約者Bさん 25歳 女性 
◆20等級
◆Bさんの夫が飲酒運転で人身+物損事故

自動車保険引受け拒否の原因は、Bさんの夫が起こした「飲酒運転」でした。

休暇中の旦那様が飲酒運転をしたうえBさんの車で、交差点で人身事故を起こしたそうです。

相手の車は女性が2人乗っていて大きな怪我はなかったものの車はかなり壊れたそうです。

保険会社が支払った額
・車の損害58万円
・相手の治療費 40万円

対処したこと

Bさんはアパレル店舗の店員指導係をされていて、車でよく県外出張に行く為、車は必需品です。

どうにか継続にできないかと相談され、保険会社に思いきって交渉してみる事にしました。

自動車保険の引受けを断られた場合、他社を当たっても引き受ける保険会社はまずないので、交渉をする事が一番の解決策だと思ったからです。

  • 交渉のポイント
    ・保険契約者のBさん自身が、おこした事故ではない
    ・事故を起こしたのは、旦那さん。
    ・Bさんは飲酒運転をしていない。
    ・Bさんの「本人限定」をつける

交渉の結果

契約者のBさんが起こした事故でないのにもかかわらず、残念ながら引受は拒否されました。

Bさんの「本人限定」をつけるという条件もダメで、結局、自動車保険の更新はかないませんでした。

その後、あちこちの損保会社に問い合わせましたが、やはり飲酒運転の事故物件を引き受けてくれる自動車保険会社はありませんでした

それほど「飲酒運転」を起こした車の引受けは厳しいんですね。

引き受け可能な保険会社があった!!

あきらめかけたころ、唯一、引き受けてくれる保険会社が現れました。「JA自動車共済」です。

Bさんのご両親は農家をされていて「JA自動車共済」の組合員です。

大きな声では言えないそうですが「JA自動車共済」は組合員に限り、継続拒否された事故物件を引き受けるとの事でした。

※注意 組合員以外は、事故から1年以上経たないと引き受けないそうです。

また、Bさんの場合「20等級」と等級が高かった事も引き受けの要因になったようです。

地域によって異なると思いますが、困っている方はぜひ「JA自動車共済」に問い合わせてみましょう、

ちなみに農家以外の方が組合員になるには、「JA自動車共済」に口座を作り1,000円入金するだけですぐに組合員になれました。

対処法4★おすすめ★2台目を購入して新規で自動車保険加入

最終的な裏技として、別の車を購入して「新規」で保険に加入する方法があります。

事故歴が多い車の保険料は非常に高額になります。例えば、1等級の保険料が月額2万4千円を超えたお客様もいらっしゃいます。このような場合、高額な保険料を支払い続けるよりも、新しい車を購入して6等級の新規保険に加入する方が結果的にお得です。

この方法での重要な注意点

1.新しい車(2台目)を購入する際は「増車」という形で保険に加入する。

「増車」扱いで加入すれば、新しい車は6等級からスタートします。この手続きは正規の方法であり、どの保険会社でも可能です。

2.1台目の保険を解約するタイミングに注意

1台目の保険の解約は必ず、2台目の車の保険加入後(増車手続後)に行ってください。つまり加入時は、旧新2台の車の保険に入っていることになります。2代目が6等級で新規加入できたら、すぐに1台目の廃車または譲渡をして保険解約をしましょう。

もし先に解約すると、悪い等級(1等級など)が履歴として残り、新しい保険契約にも影響してしまいます。かならず増車を行ってから解約しましょう。

対処法5.トヨタのKINTOなら「等級なし」の自動車保険料

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対処法6.自転車や徒歩に切り替えよう

もし1等級になるほどの事故を起こしてしまった場合、今後の運転について一度見直すのも大切です。無理に運転を続けてさらに事故を起こしてしまうと、ご自身だけでなく他の方にも迷惑がかかってしまいます。

1等級の自動車保険料は軽自動車でも月額2万円以上かかりますが、すぐに自動車保険を解約すれば、13か月後には等級履歴が消え、6等級で新規加入することができます。思い切って、13か月間は「自転車や徒歩」に切り替えてみるのも一つの方法です。経済的な負担を大幅に軽減できるだけでなく、ご自身の健康にも良い影響を与えるでしょう。

まとめ 自動車保険 引受拒否「1等級」で更新できない場合の対処法と裏技

  • 対処法1.保険会社と交渉してみる
  • 対処法2.限定特約・免責を付ける
  • 対処法3.共済保険に入る
  • 対処法3 共済保険に加入
  • 対処法4.2台目を購入して新規で自動車保険加入
  • 対処法5.「等級なし」自動車保険料込みのリース料、トヨタのKINTOを利用する
  • 対処法6.自転車や徒歩に切り替えよう

これを読んでくださっている皆様も、安全運転で素敵なカーライフを取り戻してください。


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