トヨタのKINTO(キント)が高すぎると考えている人に朗報の「KINTOの中古車リース版」である 「KINTO ONE 中古車」の申し込み方法、在庫について解説しています。
どっちがお得?「中古車KINTO」と「新車KINTO」の違いを解説
KINTOの中古車 いつから始まったの?
「KINTOの中古車」は、2020年5月に実験的に群馬県で開始。2022年7月からリース内容が一新され、本格的にサービスを開始しました。
正式名称は「KINTO ONE中古車」といいます。
「KINTOの中古車」 とは
「KINTOの中古車」は、「新車のKINTO」でリース終了した車を、「KINTO ONE 中古車」として貸し出すサービスで、車両リース料はもちろん、任意保険や税金などの諸費用がコミコミの月額定額料金で利用することができます。
「KINTOの中古車」は、「新車のKINTO」のサブスクと同じく、WEB申し込みから納車まで、自宅ですべて完結することができる自動車サブスクリプションサービス(リース)です。
新車のKINTOと、どこが違うの?
「中古車KINTO」と「新車のKINTO」との比較
サービス | 中古車 KINTO (KINTO ONE 中古車 | 新車 KINTO (新車KINTO ONE) |
車種 | 在庫のみ (レクサスを含む) | 42車種 (レクサスを含む) |
WEBで契約完了 | ◎ | ◎ |
契約年数 | 2年 | 3.5.7年 |
契約時申込金(頭金) | あり | 0円 |
メンテナンスおよび車検費用 | ◎12カ月点検 メンテナンス | ◎24カ月点検料 車検費用 メンテナンス |
中途解約 | いつでも解約OK 解約金なし | OK あり/なしプラン |
契約距離数/月 | 1500kmまで | 1500kmまで |
任意保険 | 込み | 込み |
中古車KINTOのリース期間は2年
新車KINTOの契約リース期間は、3年・5年・7年から選べますが、「中古車KINTO」は最大2年間の契約期間と短いです。
中古車KINTOは、納期が早い
「中古車KINTO」は、実際にある在庫車を販売するので納期が、申し込みから約1.5ヶ月で乗り出せます。
「新車KINTO」の場合は、ほとんどの車が1.5か月~2月ですが、人気車種は3か月~半年以上かかります。
中古車KINTOは、いつでも違約金なしで中途解約できる
「中古車KINTO」は、すべての車が、解約金なしでいつでも解約できる気軽なサブスクリプションなので、ライフスタイルや好みが変わっても解約・乗り換えができます。
「新車KINTO」は中途解約の場合、解約金なしプラン(解約金フリープラン)と、解約金あり(初期費用フリープラン)のプランがあります。
中古車KINTOは「契約時 申込金(頭金)」が必要
「中古車KINTO」では、 契約時申込金(頭金)が必要になります。
「新車KINTO」の場合、契約時の頭金は0円で申し込めるので、貯金が少ない若年層には「中古車KINTO」の方がハードルが高いといえるでしょう。
現在、掲載されている中古車KINTOの実際の申込料・月額使用料はこちら。
当初、月額5,000円~と一部報道があり期待されましたが、蓋を開けると、決して安い料金ではありません。
車種 | 年式 | 申込金(頭金) | 月額利用料 |
---|---|---|---|
ノアS-Z GAS 2.0L 2WD(7人) | 2023年 | 302,940円 | 50,490円 |
ヤリス G HV 1.5L 2WD(5人) | 2023年 | 292,380円 | 48,730円 |
ヤリス クロス G GAS 1.5L 2WD(5人) | 2023年 | 227,040円 | 37,840円 |
ルーミーカスタムG 1.0L 2WD(5人) | 2023年 | 287,100円 | 47,850円 |
クラウン 2.5HV RS Advance 2WD(5人) | 2023年 | 486,420円 | 81,070円 |
RAIZE Z GAS 1.0L 4WD(5人) | 2023年 | 246,180円 | 41,030円 |
RAV4G HEV 2.5L 4WD(5人) | 2022年 | 373,560円 | 62,260円 |
カローラ クロス Z HEV 1.8L 2WD(5人) | 2022年 | 382,800円 | 63,800円 |
アクア Z HEV 1.5L 2WD(5人) | 2022年 | 328,680円 | 54,780円 |
ボーナス設定がないから、月額リース料は高め
「中古車KINTO」は「新車KINTO」と同じく、自動車保険、メンテナンス、税金もコミコミです。
ただし、ボーナス払い設定がないので、毎月の利用料金が高くなる傾向にあります。
どっちがお得?「中古車KINTO」と「新車KINTO」 利用料金の比較
人気のルーミーで、新車/中古車KINTOを比較してみました。
ルーミー カスタムG-T | 中古車KINTO | 新車 KINTO |
---|---|---|
車種 | ナビ付 | ナビ・ETC付 |
登録 | 2022年 2月 | 新車 |
リース期間 | 2年 | 3年~7年 |
頭金 | 258,720円 | 0円 |
リース料金/月 | 43,120円 | 29,920円 (3年) 25,410円(5年) 22,550円 (7年) |
ボーナス2回/年 | 設定なし | 110,000円 |
支払総額 (月換算) | 2年 1,293,600円 (53,900/月) | 3年 1,737,120 (48,253/月) 5年 2,624,600 (43,743/月) 7年 3,434,200 (40,883/月) |
やはり、中古車KINTOはかなりお高いです。
中古車だからお安くなるかと思いきや、どうしてこんな値段設定になるのか不思議です。
毎月の利用料を抑えたい場合は、リース期間を3年~7年で選べる新車のKINTOを選んだほうが良いですね。
総支払額を「月額換算」で計算しても、毎月の利用料は「新車のKINTO」の方が安くてお得なことが解ります。
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リースか、現金一括払いか、銀行ローンが良いのか迷っている方は、乗りたい車ごとに、利用料金が比較できる便利なKITOシュミレーションもご利用ください。
中古車KINTOは、現車確認、試乗はできない
「中古車KINTO」の申込にあたり、「現車確認」や「試乗」はできません。
そのため、上のような車の展開図と、チェックされた傷のマークを見て、車の状態を確認するしかありません。
中古車KINTOは、新車KINTOでリース終了後の車を利用しています。
そのため、TOYOTAの正規販売店でしっかりメンテナンス・厳選された良質車であると公式ホームページにはありますが、あくまでも中古車です。
傷等は、車両情報をしっかり確認してから契約する必要があります。
中古車KINTOは「在庫入り」を待つしかない
新車KINTOではレクサス5車種を含むトヨタ車全42車種がリース可能ですが、「中古車KINTO」の場合、乗りたい車種がなかっら在庫入りを待つしかありません。
中古車KINTO どこで申し込めるの?
「中古車KINTO ONE」は、KINTOの公式ホームページで申し込めます。
トヨタの発表によると、 中古車版KINTO ONEは 2020年1月下旬から「群馬トヨタU-park高崎江木店」のみで実験的にトライアルスタートしましたが、現在は東京都・愛知県・長野県・大阪府のみの取り扱いになっています。
それ以外での取り扱い予定については、具体的な時期は未定となっています。
中古車KINTO ONE 在庫は?
現在のところ、「中古車 KINTO ONE」の在庫は少なく、利用地域も限られているので、がっかりしている人が多いのが現状です。
なんで在庫が少ないの?
中古車KINTOの在庫が少ないのは、新車KINTOの事業スタートが2019年3月20だからです。
つまり、3年後の2022年、やっと新車KINTOの返却が始まり、メンテナンスや補修が完了した車たちが在庫に並び始めたのですね。当初、まだまだ利用者が少なかったため、中途乗り換えした車や、6カ月契約で返却した車を含めても、現在、台数が少なくて当たり前なんです。
中古車KINTOの口コミ
中古車KINTOの口コミを集めてみました。
リーズナブルな新車KINTOを検討しよう
リーズナブルにKINTOを利用したい方は、【新車のKINTO】を利用することをお勧めします。
「新車のKINTO」なら、在庫にあるだけの「中古車KINTO」で妥協せずに、レクサス5車種を含むトヨタ車全42車種がリース可能。
好きな車、グレード、色、オプションまで選べて、頭金0円で利用できるので嬉しいですよね。
リース期間は、3・5年・7年から選べて、様々な支払プラン・メンテナンスプランなど用意されているので、自分のライフスタイルに合わせて自由に毎月のリース料を設計出来ます。
新車だから、中古車のような煩わしい故障もありません。
ぜひ、お得にKINTOを利用してください。
人気のリース会社
人気のリース会社を集めました。購入の参考にしてください。
人気のリース会社 | 特徴 |
ニコニコカーリース | 納車まで代車を貸してくれる!! 初月代車無料 毎月のリース料を抑えたい |
【カーコンビニ俱楽部】 | ・CMで有名 カーコンカーリース ・7年・9年・11年「モロコミプラン」は車がもらえる ・残価設定なしで安心 |
おトクにマイカー 定額カルモくん | ・ 貯金0で車に乗れる ・24時間ネット受付 ・7年以上契約(+500円/月)で車がもらえる |
国産車全メーカー・全車種OK!【MOTA定額マイカー】 | ・最後は必ず車がもらえる ・走行距離制限なし ・カスタマイズOK |
SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる) | ・損保ジャパンのカーリース ・国内最大級 300車種 ・電気自動車・輸入車ならここ!! ・年金受給者もOK |
リースナブル | ・業界初 ・自社リースが可能 ・リース期間中の買取・乗換OK ・残価貯蓄プランあり |
【KINTO公式】 中古車KINTOはこちら | ・トヨタディーラー ・トヨタの新車に乗れる ・残価設定なし ・自動車保険料込みの利用料金 |
まとめ どっちがお得?「中古車KINTO」と「新車KINTO」の違いを解説
「中古車KINTO」は、東京都限定で始まったばかりのサービスで、「新車のKINTO」でリース終了した車を、「KINTO ONE 中古車」として貸し出すサービスです。
「新車のKINTO」と同じく、任意保険や税金などの諸費用がコミコミの月額定額料金で利用することができます。
「中古車KINTO」の最大のメリットは、「中古車KINTO」の契約年数は2年と短く、違約金なしでいつでも解約・乗り換えができる事です。
「新車のKINTO」の契約期間は、3年・5年・7年から選びますが、「中古車KINTO」は、ライフスタイルの変化や好みに合わせて、いつでも乗り換えられる利点があります。
また、「中古車KINTO」は、在庫車から選んですぐに納車できるので、「新車のKINTO」より納期が早い事が特徴です。
ただ、残念なことに毎月の利用料が「新車KINTO」より高めになってしまう傾向にあります。
ボーナス払いの設定がない短期リースの為、毎月の利用料が高くなるんですよね。
さらに、「新車のKINTO」は頭金0円で利用できますが、「中古車KINTO」は契約時申込金(頭金)が必要です。
トヨタお墨付きの良質車いっても、傷や摩耗品がある中古車なので、もう少しリーズナブルに利用したいところ・・・・と考えると、どうしても「新車のKINTO」の方がお得です。
KINTO ONEで返却された車が増え、KINTO中古車の市場が広がり、もっとお得に利用できる事を期待しましょう。