車を買うべきか迷っていますか?
確かに車は経済的にも維持がたいへんです。車が欲しいけれど、もったいないと感じる人は大勢います。
でも、マイカーを持つことは経済的なことや合理性だけでは割り切れない「何か」があるのも事実です。
このページで紹介しいる5つの判断ポイントを読み進めることで、あなたのもやもやとした気持ちが何なのか、買うべきか、買わないべきか、スッキリ整理できると思います。
是非最後まで読んでくださいね。
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車を買うべきか迷っている人へ 決断できる5つの判断ポイント
車屋を初めて50年になりますが、車を持つべきか否かの相談をよく受けます。
そこでお答えしている5つの判断基準と、車を買うことのメリット、デメリットも併せて解説していきます。
まずは、もったいぶらずに5つの判断基準を先にあげておきますね。自分はどこにあてはまるのか、ぜひ考えながら読んでくださいね。
1.利便性は高いか
車を購入する上で最も重要なのは、その利便性です。
通勤や買い物に車が不可欠な地域に住んでいるのか、また、車が不要な場所でも、どれだけのメリットがあるか考えてみましょう。
例えば、都心に住む30代のお客様からは次のようなお声をいただいています。
車を買うと得られるメリット
- 行動範囲が広がる: 電車よりも車を使うことで、移動の自由度が大幅に向上する
- 家族での移動が快適: 子供との移動が楽になり、遠出でも車内で食事やお昼寝ができる
- アクセスの向上: 山やテーマパークなど、電車では行きにくい場所にも行きやすくなる
- 荷物の運搬が容易: 重い荷物も気にせず運べる
- 天候の影響を受けにくい: 大雨や嵐でも行動が制限されない
このように、車があなたの生活にどれだけの利便性をもたらすかを整理し、必要と感じる場合は購入を検討しましょう。ただし、次のポイントで経済面も確認することが大切です。
2.経済的に維持できるか
車の購入は、車両代金だけ支払って終わりではありません。購入後は、経費、維持費、管理費がかかります。
以前、大学生の息子さんが車を欲しいとの事で相談に乗りました。でも、その息子さん、毎月かかる駐車場代や自動車保険、自動車税、車検代、ガソリン代、スタッドレスタイヤなどをまったく考慮してなかったんですよね。
都心ですと、駐車場代が20,000円以上、自動車保険は20歳で年間17万円もかかります。
郊外に駐車場を借りたら安く済むのでは?と考える人もいますが、車庫証明は住居から2km以内しか許可が出ません。(車庫証明がないと車の登録ができません)
昔は軽自動車は車庫証明はいりませんでしたが、今は都心では絶対に必要です。そんなこんなで、息子さんは仕方なく車購入をあきらめました。
車購入には、維持費が重要なカギを握ります。すべてを計算して無理なく捻出できるのなら車を購入しましょう。
3.純粋な車好きか、好奇心からなのか
長年車の販売をしてきましたが、車を欲しい人の中には
などの、純粋に車を愛する人もいます。
こういう人は、欲しいものは欲しい。周りがとやかく言っても収まりません。
ですから、私たち車屋さんが言うと商売上手と思われがちですが
「お金に余裕があるのなら、迷わず買おう。そういうムダができるのは若いうちだけだけだから。」
と、背中を押します。
本当に車が好きな人は、少しばかり経済的に窮屈な思いをしても幸せを感じるんですよね。
買えばよかったと心に引っかかって、ず~と悶々とするより、
「自分の気持ちに投資する」と思って迷わず購入しましょう。
一方、やっかいなのは
と考える人です。
確かに、クルマを買うことによって、遠乗りドライブに行ったり、アウトドアに目覚めたりするかもしれません。
大勢の仲間と同じ時間を共有し、新しい何かを手に入れることができるかもしれません。
でも、車を持つ、維持する事は楽しいことばかりではないんですよね。
自分にも周囲に対しても、リスクや責任を伴うことを忘れてはいけないのです。
4.将来へのリスク
車を購入するなら、リスクについても把握しておかなければなりません。
こうしたリスクを知ったうえで「車を購入するべきなのか」将来の自分に問いかけてみましょう。
リスクを受け入れられる人、責任が負える人は、今すぐ車を購入するべきです。
何か1つで「ももやもや」するなら、車の購入は踏みとどまり、違う選択をしなければなりません。
5.他の選択肢を考える
車の購入に迷うなら、カーリースやレンタカーも選択枠として考えましょう。
レンタカー
車を購入したいと思っていても、冷静に考えると「車を所有する」事ではなく「車を使いたい」「たまに、ドライブに行きたい」だけだったりします。
だったら、レンタカーでもよいのではないですか?
最近ではカーシェアリングもありますね。
レンタカーなら、車検代、自動車保険、自動車税、駐車料金などの維持費、管理費はかかりません。
レンタカーを利用してみて、
すればよいことなのです。
ただ、レンタカーにも欠点があります。
そんな人には車を買うより、カーリースという方法もあります。
カーリース
カーリースなら、レンタカーより自由が効きますし、車を購入する際のリスクも軽減してくれます。
車を購入した場合、頭金などの初期費用が必要です。しかし、カーリースでは一切初期費用は掛かりません。
毎月決められたリース料を振り込むだけで、税金、保険料、車検、メンテナンスもすべてコミコミでお任せできます。
車は摩耗品だから、どんなタイミングで故障するか解らない。
おもいがけない出費がかかるのではないか?
こんな不安をかかえるより、トータルコストが計算できるカーリースなら、家計が把握しやすく安心して利用できます。
さらに、近年、最新技術を搭載した車が続々と発売され、進化が止まりません。
つまり、新車を購入してもすぐに、市場価格が下がってしまうんですね。しかし、カーリースならば新しい技術の車に乗り換えることができ、長期的に家計予算も立てやすくなります。
将来的な事態に備えて現金を残しておきたい場合や、リース料が少し高くても「最新の車」に乗り換えたい人は、車を購入するよりもリースを選択するのも良い方法です。
まとめ 車を買うべきか迷っている人へ 決断できる5つの判断ポイント
車を購入するかどうか迷っているみなさんへ。
車の購入を考える際には、日常生活で本当に車がどれだけ必要なのか、その維持費や将来のリスクをじっくり考えることが重要です。自分の動機を見つめ直し、愛車への情熱や利便性を大切にするのか、また、レンタカーやカーリースなどの選択肢を選ぶのもよいでしょう。
どんな決断をするにせよ、自分のライフスタイルや将来のビジョンにマッチする車選びをしてくださいね。このページがあなたのカーライフの参考になれば幸いです。