愛車にとって洗車は欠かせません!
しかし、「どのくらいの頻度で洗車すれば良いの?」「正しい洗車方法は?」「雨の日でも洗車できる?」など、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、車屋さんが教える洗車ノウハウを、プロも認める洗車頻度、方法、雨の日洗車のコツまで徹底解説します。
車屋さんが教える洗車のコツ!!洗車方法・頻度・雨の日洗車の注意点
洗車頻度:愛車の輝きを守る最適なタイミング
洗車頻度は、車の使用状況や天候によって異なりますが、基本的には週1回程度がおすすめです。以下は、洗車が必要となる具体的なタイミングです。
1. 雨上がり
雨水には酸性物質が含まれており、放置すると車体を傷めてしまいます。雨が止んだ後は、早めに洗車をして酸性物質を除去することが重要です。例えば、雨が続いた翌日は洗車をする絶好のタイミングです。
2. 高速道路走行後
高速道路を走行すると、虫や泥汚れが車体に付着しやすくなります。走行後はすぐに洗車をして、これらの汚れが固着する前に洗い流しましょう。特に夏場は虫が多く、フロント部分が汚れやすいので注意が必要です。
虫汚れは、専用のクリーナーを使って落とすと効果的です。また、泥汚れは、水でしっかりと洗い流してから、シャンプーで洗うことをお勧めします。
3. 鳥の糞や花粉が付着した場合
鳥の糞や花粉は、酸性またはアルカリ性の物質を含んでおり、放置すると塗装を劣化させる可能性があります。特に、鳥の糞は時間が経つと固着して落としにくくなるため、早めに除去することが重要です。
特殊タンパク質分散剤させる鳥の糞専用のクリーナーを使うと便利です。
4. 車体が全体的に汚れている
車体が全体的に汚れてしまった場合は、見た目が悪いだけでなく、汚れが固着して落としにくくなります。
また、汚れが溜まったまま放置すると、塗装を傷める可能性もあります。
汚れがひどい場合は、家庭用高圧洗浄機を使うと効果的です。時間がなくて車が洗えない場合は、洗車機を利用しても良いですね。
季節による洗車頻度
季節によっても、洗車頻度を変えることが大切です。
春:黄砂対策が肝心!週2回の洗車を目指そう!
春は花粉や黄砂が飛散する季節です。
週2回程度洗車することで、これらの汚れが塗装にダメージを与える前に除去できます。花粉の多い地域では、さらに頻度を増やすと良いでしょう。
夏: ワックス洗車で、紫外線による塗装劣化を防ごう!
夏は紫外線による塗装劣化が気になる季節です。
週1回程度の洗車を心がけ、洗車後にはワックスをかけて塗装を保護しましょう。面倒な方は、洗車機でワックス洗車でもOKです。
特に、海辺に行った後は、塩分も取り除くために早めの洗車が必要です。
秋: 落ち葉や枯れ枝に注意!2週間に1回の洗車でOK
秋は落ち葉や枯れ枝が車体に付着しやすい季節です。
2週間に1回程度の洗車を目安に、これらの汚れを早めに取り除きましょう。特に風の強い日や台風の後は、車体に付着する落下物や汚れが多くなるので注意が必要です。
冬: 融雪剤に注意 錆びから愛車を守ろう!!
冬は雪道走行後に融雪剤が車体に付着し、錆びの原因となります。
走行後はすぐに洗車し、特に下回りを念入りに洗い流すことで、錆びの発生を防ぐことができます。スキー場から帰った後などは、必ず洗車を行いましょう。
正しい洗車方法:プロの5つのテクニックを学ぼう
手洗い洗車に慣れていない人は、知らないうちに車体に傷を付けていることがよくあります。
洗車機でつけた傷と勘違いする人もいますが、たいがい自分の手荒い洗車で傷つけていることが多いのです。
正しいプロのテクニックを身に着けて傷がつかない洗車を目指しましょう。
1. 適切な天気、洗車場所、服装を選ぶ
洗車は日差しの強い昼前後は避け、曇りの日か、朝夕の日差しが弱い時に行うと綺麗に仕上がります。
また、直射日光の下や高温の場所を避け、風が強い日や砂埃が舞っている場所を避けることも重要です。
洗車時の服装は、車体に傷をつけないよう、ファスナーやボタンのある服は避けることが肝心です。
2. 必要な道具を準備する
洗車には、洗車専用の洗剤、スポンジやウォッシンググローブ、水洗い用のホース、水や洗車用バケツなどが必要です。また、ウィンドウやボディの乾燥後に水滴を拭き取るための乾拭き用のクロスやタオルも準備しましょう。
3. プレウォッシュ
まずは、車体に付着している大きな汚れや泥を落とすために、洗車前にプレウォッシュを行います。これを行わずに、スポンジで拭いてしまうと、砂や汚れで斜体に傷がついてしまいます。
プレウォッシュは、ホースの水圧を少し高めにして洗い流す方法が一般的です。高圧洗浄機を使う場合は、車体から十分な距離を保ち、強い水圧を直接当てないように注意してください。
4. バケツ洗車法を活用する
バケツ洗車法では、二つのバケツを使います。一つには洗剤水、もう一つには綺麗なを入れ、交互につけて洗っていく方法です。
洗車はルーフからバンパーに向かって進め、タイヤやホイールは最後に洗います。これにより、汚れが車に戻らず、傷を防ぐことができます。
5. 洗車後の仕上げ
洗車後はすぐに水滴を拭き取ります。
直射日光があたると水滴が早く乾燥し、せっかく洗車をしたのに水玉模様(ウォータースポット)になって汚く見えます。車体全体を拭き上げる前に、水滴をできる限り取り除きましょう。
洗車時や拭き取り時には専門布を使うと傷を防げます。専門布は「マイクロファイバークロス」がおすすめです。
当社では、 洗車職人がこだわって作ったという【 CARZOC 】 超吸水 マイクロファイバータオル を使っています。
このタオルは、日本自動車用品性能評価協会 「 最優秀賞受賞 」を受けている優れもの、大判なので一気に車体が拭けて水玉予防になり重宝しています。
拭き上げるときは、直線的にではなく、円を描くように拭き上げると、傷がつきにくくなります。
ポイント
雨の日洗車 上手に洗車するための注意点
雨の日でも洗車は可能です。
雨によって車体に付着した汚れが柔らかくなるため、固着した鳥の糞や泥汚れが落としやすくなります。雨の日は、いくつかの注意点を守ることで効果的に行うことができます。
雨シミやイオンデポジットに注意
雨シミは雨に含まれる黄砂や花粉、PM2.5などの不純物が車のボディに付着して固着することで発生します。
これがイオンデポジットとなり、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が白い鱗のように固着します。
長期間放置すると、これが太陽光のレンズ効果でウォータースポットになり、塗装面に深刻なダメージを与えることがあります。これを防ぐために、水道水でよく洗い流し、綺麗に拭き取りましょう。
水垢ができないようしっかり拭く
雨上がりは車体に水滴が残りやすく、それが水垢の原因となります。洗車後はしっかりと拭き上げることが重要です。特に、マイクロファイバークロスを使うと効率的に水分を取り除けます。
適切な装備を準備する
雨の中での作業は予想以上に大変です。レインコートや長靴を着用し、両手を自由に使える状態を保つために、傘は使わずに作業できる環境を整えましょう。
雨の日洗車は、時間と手間がかかりますので、基本的には晴れた日に行うことをおすすめします。
まとめ:愛車を長く美しく保つために
洗車は、愛車の外観を美しく保つだけでなく、錆びや劣化を防ぐためにも重要です。今回紹介した洗車頻度、方法、雨の日洗車のコツを参考に、愛車をピカピカに保ちましょう。
櫛形モータースでは、お客様一人ひとりに合った洗車方法を提案しております。愛車の状態やご予算に合わせて、最適な洗車プランをご提案いたします。
以下のような洗車サービスを提供しております。
- コーティング
- ヘッドライト磨き・交換
- 車内クリーニング
愛車のことでお困りのことがございましたら、ぜひ櫛形モータースにご相談ください。
スタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ちしております。