高齢者におすすめの軽自動車ランキング&選び方ポイント

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高齢者向けの軽自動車選びには、特別な配慮が必要です。安全性や乗り降りのしやすさ、維持費の安さなど、日々の生活に密接に関わる要素が多いため、慎重に選びたいものです。

この記事では、高齢者におすすめの軽自動車の選び方のポイントを詳しく解説、おすすめの軽自動車をランキング形式で紹介します。安全装置や運転しやすさ、燃費性能など、多角的な視点から最適な車選びをサポートしますので、ぜひ参考にしてください。

案内するのは、新車中古車販売・国土交通省/陸運局認証車検工場を営むオートディラーの「長嶋」です。50年の経験をもと実際に起こったトラブルや解決方法を解説しています。

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高齢者におすすめの軽自動車ランキング&選び方ポイント

シルバーマーク

年齢を重ねると、反応速度や判断力が低下しがちです。それを自覚しないまま、「まだまだ大丈夫」と過信することもあります。しかし、周囲の家族からは「おじいちゃん、運転が怖い」と心配されたり、車に傷が増えてきたことを指摘されたりすることも少なくありません。そんな状況で、家族から心配され、車の運転に自信をなくしている高齢者も少なくないはずです。

  • 最近、車の乗り降りがきつくなってきた
  • 目が霞むことがある
  • 運転中、ひやっとする思いをした
  • 擦った覚えがないのに、車にへこみや傷がある
  • 道がわからなくなったことがある
  • クラクションを、ならされることが多い

など、少しでも車の運転に自信がないと感じたら、そろそろ免許証の返納を考えたいところです。しかし、高齢者と言っても60代、70代であれば、まだまだ若いし家族も頼りたい年代です。

家族

車が不可欠な地域だったり、送迎をしてくれる家族がいない場合は、車を手放すことはできません。今、車の購入や買い換えを検討しているなら、家族や高齢者が安心して乗れる車を検討したいですね。

高齢者にお勧めな軽自動車の条件

「軽自動車」といっても

ハイトールカーと言われる、室内空間が広い四角い大きな箱型のもの軽自動車 ハイトール
小回りが効く小さな丸形のもの軽自動車ミニ
荷物が沢山積めるバン軽自動車 バン
ジープ系軽自動車ジープ

など様々です。

う~ん。
どれを、すすめればいいのかな?

どんな車を選んだら良いか迷いますね。

それぞれ好みもありますが、高齢者には次の7つのポイントを押さえた車がおすすめです。

ポイント1 乗り降りが楽な車を選ぼう

高齢者が軽自動車に乗る

高齢者にとって、車の乗り降りは意外と負担が大きいものです。特にジープ系の車は車高が高く、乗り降りがしにくいため不便に感じることがあります。そういった点を考慮すると、できるだけ車高が低く、フロアが平らで乗り降りがスムーズな小型車が理想的です。車の高さやドアの開閉具合を確認し、楽に乗り降りできる車を選ぶことが大切です。

ポイント2 安全装置付きサポカーを選ぼう

運転をする人の手

高齢者が車を選ぶ際、安全装置は欠かせません。近年では、誰もが安全装置を搭載した車を選ぶことが当たり前となっており、政府も安全性の実験を行い、基準をクリアした車両に認定を与えています。特に、高齢者には「サポカー」と呼ばれる安全装置付きの車が推奨されており、これは交通事故防止のために設計されています。

サポカー
サポカーステッカー

サポカーは、その搭載されている安全装置に応じていくつかの種類に分類されます。上のステッカーが目印です。

サポカーは搭載される安全装置によって分類され、名称も変わります。

サポカーの種類自動ブレーキ
(対歩行者)
自動ブレーキ(対車両 )ペダル踏み間違い時加速抑制装置車線逸脱警報先進ライト
★★★サポカーSワイド
★★サポカーSプラス
★サポカーS
(低速)
サポカー
aebsロゴ
AEBS「衝突被害軽減ブレーキ」認定ステッカー

高齢者の安全を守るために、サポカーを選べば、万が一の事故の際にも被害を軽減することが期待できます。また、国土交通省が認定した車両には「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)」のステッカーが貼られ、安全性を証明しています。

◆AEBS「衝突被害軽減ブレーキ」認定の詳細
  1. 静止前方車両に50km/hで接近した時、衝突しない/衝突時の速度が20km/h以下。
  2. 20km/hで走行する前方車両に50km/hで接近した時衝突しない。
  3. 1及び2において、衝突被害軽減ブレーキが作動する0.8秒前に警報が作動すること。

この他にも、最近の車には様々な安全装置が組み込まれ、運転をサポートしてくれます

最近の車には、さまざまな安全装置が組み込まれており、運転を大いにサポートしてくれます。グレードが高くなくても、低価格帯の車にオプションで装備することが可能ですので、安全装置の種類をしっかり確認して選びましょう。

高齢者に必要な、安全装置の種類

高齢者の安全を守るためには、以下の5つの安全装置が特に重要です。

1.自動ブレーキ(被害軽減ブレーキ)

サポトヨ超音波センサー

被害軽減ブレーキは、超音波やカメラなどで前方の障害物、自動車、歩行者などを検知します。追突や衝突しそうになった場合、音や警告灯などでドライバーに警告します。それでも、ドライバーのブレーキ操作がない場合、システムが自動的にブレーキを作動せさる装置の事です。

万が一の時に慌ててしまいがちですが、自動ブレーキの機能があれば安心、高齢者には絶対にお勧めな機能です。

2.ペダル踏み間違い時加速抑制装置

アクセルペダルを踏む

高齢者によく見られるのがペダルの踏み間違いです。この装置は、アクセルとブレーキを間違えた場合に、自動でエンジン出力を抑え、急加速を防ぐことができます。中古車には搭載されていないことが多いため、後付けの装置を考えることも検討してみましょう。

後付け装置には補助金も出ますので、購入時に取り付ける事をお勧めします。

後付けの安全装置は、別ページで詳しく紹介しています。

3.車線逸脱抑制装置

車線逸脱抑制装置は、ドライバーが運転中に不注意で車線からはみ出しそうになった場合、自動車に搭載されたカメラでそれを検知し警告音で知らせてくれます。

さらに、ブレーキやハンドルにより車線内を維持するよう車両の動きを制御したり、車両を車線内に戻そうとする装置です。

うっかり車線をはみ出して、ガードレールに擦ってしまった、少し車線をはみ出したら、対向車と接触し大事故になってしまったなどの予防が出来ます。

4.高機能前照灯

夕暮れ時や暗い道での運転は特に高齢者にとって危険です。高機能前照灯は、暗くなると自動で点灯し、対向車が来た場合にはハイビームをロービームに自動で切り替え、眩しさを抑えて安全運転をサポートします。

5.後方視界情報提供装置

高齢になると、感覚が鈍り車をこすったりぶつけたりする回数が増えたと感じる高齢者が多いです。

駐車時や後退時に、車両の後方が見にくくなることがありますが、この装置は後方の死角をモニターに映し出し、障害物に近づきすぎた場合には警告を発します。特に駐車場などで安心して運転できます。

これらの安全装置が搭載されている車を選ぶことで、高齢者が運転する際のリスクを大きく減らすことができ、安心してドライブを楽しむことができます。

※国土交通省は、2022年5月から発売の新型車にバックカメラなどの「後退時車両直後確認装置を義務化しました。

ポイント3 高齢者にも機能が分かりやすい車を選ぶ

笑っている高齢者

高性能な車でも、複雑な機能は高齢者にとって理解しづらく、うまく活用できないことがあります。例えば、自動ドアの使い方がわからず、思わぬトラブルを引き起こしてしまう場合もあります。高級車だからといって必ずしも最適というわけではなく、重要なのはシンプルで直感的に操作できる機能です。高齢者が安心して使える、分かりやすく使いやすい車を選ぶことが大切です。

ポイント4 維持費が安い車がおすすめ

高齢者にとって、維持費が安い軽自動車やコンパクトカーは特に人気があります。多くの高齢者は、貯金や年金で生活しているため、車の維持費は重要な問題です。毎年の自動車税や車検、保険料などを考えると、軽自動車はそのコストが格段に低く、負担を軽減してくれます。これが、軽自動車が高齢者に選ばれる大きな理由の一つです。

ポイント5 燃費/環境性能割も考慮して選ぶ

現在は「自動車取得税」が廃止され、代わりに「環境性能割」という新しい税金が導入されています。この「環境性能割」は、簡単に言うと、車を購入する際に支払う税金の一種で、環境に優しい車には税金が免除または軽減される仕組みです。

2020燃費基準達成車 ステッカー

免除対象となる車には、電気自動車はもちろん、2020年度の燃費基準を10~20%以上達成しているガソリン車も含まれます。(上のマークが目印)

最近の軽自動車は燃費性能が非常に良く、30キロ/リットル以上走る車も多くあります。あまり車に乗らない場合は、1ヶ月に一度もガソリンを入れずに済むことも可能です。燃費が良く環境に優しい車を選ぶことは、維持費の節約にも繋がります。

新しい税金制度「環境性能割」について、さらに詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

ポイント6 予算がなければ「中古車+後付け安全装置」

2014年から、軽自動車にも安全装置が標準装備されるようになりました。しかし、初期型の安全装置は技術がまだ発展途上であり、特に自動ブレーキや踏み間違い防止装置が未装備の車も多いのが現実です。予算が限られている方には、中古車を購入し、後付けで安全装置を取り付ける方法をお勧めします。

後付けの安全装置は、地域によっては補助金が支給されることがあり、これにより低価格で安全装置を取り付けることが可能です。後付け装置の種類や価格については、別ページで詳しく解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください。

ポイント7 自動車保険料込みの「KINTO」にする

kintoラインナップ

車の維持費や保険料が気になる高齢者の方には、トヨタの KINTO が非常におすすめです。

実は、高齢者になると自動車保険の料金が高くなることをご存じですか?60歳以上で約10%、70歳以上になると25%も保険料が増えることがあります。毎年、事故を起こしていないのに保険料が上がるのは、年齢による事故リスクが影響しているためです。

でも「KINTO」なら、自動車保険料込みのリース料で、年齢に関係なく、誰でも同じ料金で車を利用できます。しかも、万が一事故があっても保険料が変わらないので、予算に悩むことなく安心して利用できます。

さらに、KINTOにはこんな嬉しい点があります

  • 頭金0円で、新車に定期的に乗り換えられる
  • 残価設定なし、解約OK、月々の支払いが明朗会計
  • 車検、税金、メンテナンス込みで、面倒な手続きもなし

高齢者には、軽自動車を選ぶよりも維持費が安い、小回りが利いて便利なアクアやヤリスなどの車種が人気です。老後、ストレスなく車を利用したいなら、「KINTO」で新車を定額で、手軽に楽しんでみませんか?今すぐ「KINTO」の詳細をチェックして、安心したカーライフを手に入れましょう!

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高齢者におすすめの軽自動車ランキング

1位:安全性能・燃費で選ぶなら 日産サクラ

日産 サクラ

日産サクラは、未来を感じさせる電気自動車(EV)の代表格です。その最大の魅力は、電気自動車ならではの静音性とスムーズな走行性能、燃費の良さです。エンジン音がほぼないため、車内での会話もはっきり聞こえ、リラックスしたドライブを楽しめます。

また、最新の「プロパイロット」運転支援システムを搭載し、まだまだお若い高齢者なら、高速道路での運転もストレスフリーで安全。1回の充電で十分な距離を走行できるため、日常の買い物や通院も安心です。「静かでエコ、そして安全」を実現する1台としておすすめです。

2位:安全性能で選ぶなら 日産デイズ

日産デイズ

日産デイズは、「とにかく安心して運転したい!」という方におすすめです。標準装備の自動ブレーキは、前方の障害物を感知して衝突を未然に防ぐ設計。

また、車線逸脱抑制装置があるので、車線をはみ出しそうな場合にも自動でサポートします。サポカー補助金対象車で、経済的にも優れた選択肢です。小回りの利くコンパクトなデザインも特徴で、狭い駐車場や住宅街の運転がスムーズ。「安全と経済性の両立」を求める方にぴったりの軽自動車です。

3位:老後の実用性を考えるなら ホンダ N BOX

N-BOX

ホンダ N BOXは、その広々とした室内空間が何よりの魅力。低床設計を採用し、乗り降りのしやすさが重視された車です。

買い物袋や車いすをスムーズに載せられる工夫がされており、高齢者だけでなく家族の使い勝手も抜群です。さらに、運転席からの視界が広く、周囲の確認がしやすいので、安全運転をサポートします。日々の買い物から家族旅行まで、あらゆるシーンで活躍する万能です。「快適さと実用性を両立した軽自動車」として、長く愛用できる1台です。

安全性能としては、先進の安全運転支援システム「ホンダ センシング」装備で、衝突軽減ブレーキ、誤発信抑制などの従来機能に加えて、後方誤発進抑制機能が全タイプに標準装備されています

また、「G・スロープ Lターボ 」はスロープ機能が付いていて、普段はフラットな荷室の床として使い、引き出せばそのままスロープとして使えるので、車いすの方や介助する方にとても便利です。将来の事を考えて購入する高齢者も増えています。

4位:仕事や機能性を重視するなら ホンダ N-VAN

N-VAN

「積む」「運ぶ」を最優先に考えたホンダ N-VAN。助手席をフルフラットにすることで、広大な荷室空間を確保できます。

特に、趣味や日常の荷物が多い方、またはちょっとしたお仕事に使いたい方に最適です。荷室の床がフラットで、大きな開口部から簡単に荷物を積み下ろせます。「たくさんの荷物を安全に運びたい」まだ現役でバリバリ働いしている自営業者にはお勧めしたい車です。

国土交通省が行った衝突実験でバンの中で唯一最高評価を受けているのがホンダのNバンです。
最新の安全機能として「ホンダセンシング」を標準装備。自動ブレーキ、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、衝突軽減ブレーキ、誤発信抑制、レーンキープアシスト、アクティブクルーズコントロールといった充実した機能を備えています。

5位:価格・燃費No.1で選ぶなら ダイハツ ミライース

ミライース

お財布に優しい車が欲しい!」という方には、ダイハツ ミライースが最適、「シンプルでコスパ抜群な軽自動車」として人気を集めています。軽自動車ナンバーワンの車体価格の安さで、なんと車体価格は100万円を切ります。

また、35.2km/lも走る燃費も非常に魅力で、新車価格が手頃なだけでなく、驚異的な燃費性能でガソリン代を大幅に節約できます。

例えば、毎日の通院や買い物など短距離移動が中心の方にとって、これ以上ない経済的な選択肢です。軽量なボディは運転しやすく、小回りも抜群。

安全装備では、ダイハツスマートアシストIIIを採用、歩行者対応の自動ブレーキやオートハイビームなど高い安全性を実現しています。

6位:遊び心を大切にしたいなら スズキ ハスラー

ハスラー

スズキ ハスラーは、車に「個性」を求める方にぴったりの1台です。特徴的なレトロモダンデザインに、豊富なカラーバリエーション。

60代、70代、まだまだお若くてアクティブな方、アウトドアのレジャー、スポーツなどを好まれる活動的な方にお勧めな車です。お住まいになっている地域が山道だったり、起伏のある道路を走る機会が多い方にも向いています。

特に視界が広く運転しやすいので、初心者や高齢者にも安心です。家族や友人とのドライブで「どこにでも行けそう!」と感じられる楽しさを提供してくれる車です。

また、ハスラーはハイブリッド車にも勝るほどの優れた燃費の良さが特徴で、モーター機能付発電機の「S-エネチャージ」を搭載しています。

スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用し、自動ブレーキ、アクセル踏み間違い誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能を標準装備しています。

7位:ハイブリッドカーを選ぶなら スズキ ワゴンR・スペーシア

ワゴンR
ワゴンR

「燃費も性能も妥協したくない!」そんな方におすすめなのが、軽自動車で唯一ハイブリッド仕様のスズキ ワゴンRと、スペーシアです。ガソリン代を大幅に節約できるだけでなく、環境にも優しい1台です。

女性に人気の車 スペーシアハイブリッド
スペーシア

室内空間は広々としており、乗り降りが簡単な設計も魅力。通院やお買い物、日々の移動に使いやすく、操作性も抜群です。特に「次世代の軽自動車」を体感したい方に最適な選択肢です。

8位:小回りが効きスタイリッシュな車なら ダイハツ ムーヴ カスタム

ムーヴカスタム

「コンパクトでも妥協しないデザインと性能」を求める方には、ダイハツ ムーヴ カスタムがおすすめ。丸い小型の形状は運転しやすいことから高齢者に根強い人気となっています

軽自動車とは思えないスタイリッシュな外観に加え、細部まで配慮された内装が魅力です。さらに、小回りが効くため、狭い道や駐車場でも安心して運転可能。先進的な安全装備も充実しており、日常のあらゆるシーンで頼りになる1台です。「見た目も性能も欲張りたい」という方におすすめの軽自動車です。

自動ブレーキ・アクセル踏み間違い抑制装置・自動ハイビーム・車線逸脱警報、などの「ダイハツ・スマートアシスト」が標準装備されています。

高齢者におすすめの軽自動車ランキング&選び方ポイント まとめ

 高齢者向けの軽自動車選びは、安全性、維持費、使いやすさが重要です。乗り降りが楽な車や、安全装置が充実したサポカー、シンプルで分かりやすい機能を備えた車を選ぶことで、安心した運転が可能になります。また、予算に応じて中古車やサブスクリプションサービス KINTO を活用することで、無理なく快適なカーライフを楽しめます。自分に合った車選びで、より良い生活を送りましょう。

参考記事

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